故郷への電話2004 秋
地震が頻発におこり、震源地が新潟だと知り、ファミリーコンプレックス略して「ファミコン」の私は電話しないと!という欲求にとりつかれ 電話。
RRRR…
「あ、ばあちゃん?みんな元気?地震大丈夫?
「ん~。全然なんともないわよぉ~。ちょっとグラグラきただけよー。etc...
とのことだったのでひとまず安心。
「お仕事とかどう?あ!そうそう、マリちゃん誕生日だから連絡しておきなさいよ。etc...
「う… うん。
「誰かに代わる?今日ヨリちゃんとお母さん休みだっけから一緒にゴハンたべてきたのよぅ。etc...etc...
あ!じゃあ、久々にヨリちゃんに代わるな!ヨリーッ!ヨリちゃーーーん!!
「う… うん。
「あ!にいちゃん。あのよー東京行きたいんだけどナカナカお金貯まんなくてよー…。etc etc...
「じゃあそろそろ仕事もどっからきるな。
「うん、頑張ってねェ。
ガチャ…
超元気!
全く持って心配なかった。
よかった…。
しかし、久々の血縁と話すと落ち着くけれど、普通じゃない事を実感する。
その最たるもの アンドウ家ブラッドコミュニケーション。
理解するより感じることが大切で大体わかればOKなアンドウ家に伝わるコミュニケーション方法。
話を理解しなければ次へ進めない人とのコミュニケーションは辛いという欠点を持つ。しかし、上級者になれば雰囲気とパワー、そして卓越した話題転換能力、異常なマイペースで常に主導権を握る事ができる。
現在、ばあちゃんがその最も凄い使い手なのだがこれは諸刃の剣。素人にはお奨めできない…。
かくゆう私は才能の枯渇から見事に継承権を剥奪され、現在は妹に奥義を継承中なのだろうとふんでいる。
よかった…。
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